The Oxford English Dictionary: 日本人及び国内利用者向けリソース

OEDとは?

Oxford English Dictionary (OED)は、世界最高峰の英語大辞典として広く知られており、28万項目以上の見出しで、過去から現在まで、英語圏で使われてきた60万語以上の単語の意味、発音とその歴史的変遷の遡及を可能にしています。

OEDは、歴史主義をベースにした編纂を特徴としており、全ての収録単語において初出例（英語の記録として最も古い用例）まで遡ることができる点で、現代英語辞典とは一線を画しています。OEDでも、現在の意味を確認できますが、古典文学から、専門誌、映画の脚本、料理本に至るまで幅広いソースから350万件以上の用例を収集し、各語の形成、発展過程をたどることを可能にしています。

OEDの編纂開始は、150年以上も前に遡り、時代に即した媒体で提供してきましたが、オンライン版のリリース以降、定期更新で語彙の追加・改訂を加え、利用者の皆様に最新のコンテンツへのアクセスを提供しています。最近の更新内容は、what’s newページより、ご確認いただけます。こうして進化を続けるOEDの誕生秘話やその軌跡はこちら からご覧いただけます。

OEDの歴史

OEDは150年以上の歴史を誇る由緒ある英語辞典です。OEDの歴史の詳細はこちらから、もしくはマイルストーンページよりOEDの歴史の概要をご覧いただけます。

今日のOED

現在、OEDは全面改訂作業中の段階であり、全掲載語句は定義、派生、発音、歴史的引用の正確さを向上させるために見直されています。

• 改訂プロセスの詳細については、ブログ記事「the revision of bear, n.1」をご覧ください。

OEDは定期的（年4回）に更新され、新しい単語、意味、発音、定義が追加されていきます。更新の際に含まれる新語は、様々な方法で英語に導入されます。The Oxford English Dictionary’sの使命はこれらの語句の背景や歴史を記録することで、発展の様子を捉えていくことです。

• 単語がどのようにOEDに追加されていくのか、また、具体的な例として、OMGがどのようにしてOEDに採用されたのかご紹介します。

OEDの発展に貢献しませんか？

• OED Appeals: OEDの編集チームでは、特定の単語のより古い用例を探しています。
  OED Appealsより詳細をご確認の上、ご協力いただける場合はご連絡ください。
• OEDに単語を投稿しませんか？投稿におけるお役立ち情報はこちらからご覧いただけます。

OEDを最大限に活用する方法

クイックサーチからHistorical Thesaurus(歴史類語辞典)まで、OEDの様々な機能の使い方に関する情報はこちらからご覧いただけます。また、以下のリソースもご参照ください。

• ビデオガイド（英語）
• OEDへのリモートアクセス方法（英語）
• 発音ガイド（英語）
• 文法用語集（英語）
• OEDで使用される一般的な略語（英語）
• 記号やその他の規則の説明（英語）
• 頻度の目安（英語）

• ご利用ガイド一覧（日本語字幕付）
• Historical Thesaurus of the OED (OED歴史類語辞典)ご利用ガイド（日本語）

その他のリソース

言語愛好家の方々へ

• OEDブログでは、辞書編集者や専門家が書いた、英語に関する有益で楽しいコメントをご覧いただけます。
• あなたのバースデーワードは何ですか？あなたの生まれた年にOEDに初めて記録された言葉を調べてみましょう。

学生・教師の方々へ

• ワークシートやクイズなど、授業で使える教材をご用意しています。

研究者の方々へ

• OED研究者アドバイザリーグループへの参加要請：このグループは、OEDの新しいツールや機能、研究についてアイデアや意見を提供する研究者のコミュニティであり、このグループからのフィードバックは、言語データへの新たなアクセス方法を検討する上で非常に重要です。
• OEDラボ：OEDラボでは研究者や学者が膨大なOEDデータにアクセス出来るよう、OED Researcher APIやOED Text Visualizerなどを含む新しいツールを常に模索しています

詳しい情報やサポートについては、ヘルプページをご覧いただくか、こちらよりお問い合わせください。